尾てい骨骨折のリハビリテーション
尾てい骨を骨折したばかりのときは、できるだけ安静にしなければなりませんが、長い期間動かさずにそのままでいると、尾てい骨の形が変わってきて、神経が刺激されるたびに生殖器に支障がでてきます。
例)
男性 → 前立腺肥大
女性 → 卵巣腫瘍・子宮筋腫
などが発生しやすい。
そのため、多くは尾てい骨骨折後、何年も経ってから、このような症状が出てくる可能性が強いので、
なるべく歩いたりして動いたりして臓器の強化を図ったほうがよいでしょう。
動くことにより尾てい骨の矯正になりますので、ゆっくり散歩などをする程度で十分です。
また、くっつきはじめた尾てい骨に影響するので、重い物を持たないなどの配慮も大事です。
筋肉のリハビリ
尾てい骨骨折か所の腫れが引いたり痛みが無くなったら、長期間使っていない筋肉のリハビリも必要になってきます。これも歩いたり日常生活で動いたり、散歩したりするなどで十分です。
尾てい骨骨折安静後は、比較的他の腕や足の骨折よりは動けるので、ずっと寝たままだけは避けましょう。